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病院概要

院長挨拶

済生会熊本病院 院長 中尾 浩一

「医療を通じて地域社会に貢献する」。済生会熊本病院の理念はとてもシンプルなものですが、そのアクセントは「地域」にあります。1935年の設立以来、医療の機会に恵まれない人々のために無料低額診療や過疎地医療、住民保健活動などの福祉事業に力を注ぎながら今日まで歩んで参りました。  医療活動においては、「救急医療」「高度医療」「地域医療と予防医学」「医療人の育成」という4つの基本方針を定め、これに取り組んでいます。中でも救急医療には特に力を入れており、「断らない救急」をモットーに地域の皆様が安心して暮らせるように救急の体制、設備を充実させています。  2010年には熊本県から「救命救急センター」の指定を受け、増加の一途を辿る救急患者の受け入れ体制のさらなる充実を図るべく、全国でも稀な体制として「救急総合診療センター」を創設しました。現在では、年間10,000台もの救急車を受け入れ、100床あたりの救急車搬送入院数は全国トップクラスを誇ります。

「質の高い安全な医療」を提供すべく、数々の取り組みを行っています。2013年には国際医療機能評価であるJCIの認証を西日本で初めて取得しました。地域の医療機関との連携強化や、患者さんを中心としたチーム医療、患者さんへの負担の少ない「低侵襲治療」もその一つです。「低侵襲治療」は高度な技術と最新鋭の医療機器によって成り立ちます。

 そのため鏡視下手術の技術向上への積極的な取り組みや、最新鋭の放射線治療機器や検査機器の導入を行ってきました。「外来がん治療センター」や「日帰り手術・治療室」などにより、患者さんは少ない負担で現在のライフスタイルを維持しながらの治療が可能となっています。

何より病気は発生予防と早期発見が大切です。当院では前述の医療連携による、皆様の日頃からの健康管理の促進、最先端のがんドック、さらに検診後のサポート体制の充実を図るなど、予防医療に力を入れています。2012年に改称された「予防医療センター」は心臓ドック、レディースドックや遺伝子診断といった最新のサービスを提供しています。

当院には理想的な医療を追求し、ひるまずに前進を続けた先人の功績や意志が受け継がれています。そうした「済生会熊本病院の精神」を引き継ぎながら、今後も先進的な取り組みを果敢に行い、質の高い医療を提供することで地域に貢献して参りたいと思います。
2017年4月


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