低侵襲治療

カテーテル治療

当院の循環器内科では「カテーテル」と呼ばれる直径約2mm程度の細い管を、足の付け根などの血管から挿入し、心臓や血管を内側から治療する「カテーテル治療」を行っています。

カテーテル治療は冠動脈狭窄に対するPCI(経皮的冠動脈インターベンション)が有名ですが、当院では心臓弁膜症、先天性心疾患、肺血栓塞栓症など、外科手術が唯一の治療方法であった疾患に対し、カテーテルを用いた低侵襲治療(構想摘心疾患に対するカテーテル治療)に積極的に取り組んでいます。

「SHI 構造的心疾患治療」ロゴ

心臓カテーテル治療(PCI:経皮的冠動脈インターベンション)においては、日帰り(外来)での治療にも対応しています。

心臓弁膜症×カテーテル治療  TAVI

「心臓弁膜症」の唯一と言える治療法は、代わりの人工の大動脈弁を植え込むという方法ですが、従来は外科の開胸手術で行うしかありませんでした。しかし当院ではそれに代わる新たな治療法として、2013年12月、南九州で初となる「経カテーテル大動脈弁植え込み術(TAVI)」治療を開始しました。2017年9月には200症例を超える患者さんへ治療を行いました。

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心房細動(不整脈)×カテーテル治療(アブレーション)

心臓の症状の中でも患者数の多い「心房細動(不整脈)」。心房細動になると、1分間の拍動数が通常の5倍以上になることも。この状態が長く続くと心臓の収縮機能に異常が発生し、心房の中の血流が停滞して血栓ができやすくなり、脳梗塞や心不全を引き起こします。

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狭心症・心筋梗塞×カテーテル治療(エキシマレーザー)

栓が冠動脈を塞ぐことで血の流れが止まり、「狭心症」や「心筋梗塞」などを引き起こします。

血栓を治療する方法は、従来は、カテーテルの先に装着したバルーンやステントを膨らませて、血管の詰まっている部分を広げる治療方法ですが、新しい治療では、レーザーで血栓を蒸散させる方法(エキシマレーザー)を導入しています。

カテーテルを冠動脈へ挿入する点では同じですが、血管を広げるのではなく、カテーテルの先端からレーザーを照射し、そのエネルギーで血栓を蒸散させる治療法です。より安全性が高いといわれるこの方法は「レーザー冠動脈形成術」と呼ばれ、日本では2012年に保険適用になった新しい治療法ですが、欧米ではすでに数万例の症例に使用され、高い成功率が報告されています。