ページの本文です。
胆のうや胆管内に、コレステロールやビリルビン(赤血球から生じる色素)による結石が生じる疾患です。
胆のう結石、胆管結石
通常は無症状のことが多く、結石が胆のうや胆管の出口で詰まると、腹痛や吐き気を起こします。細菌感染により胆のう炎や胆管炎を併発すると発熱も起き、時に非常に重症化する場合があります。
胆管結石では、胃カメラの要領で専用の内視鏡を十二指腸の胆管・すい管の出口(乳頭部)まで進めた後、内視鏡用の電気メスで乳頭部の筋肉を切り開きます。また、バルーンにて乳頭開口部を拡張することもあります。
胆のう結石・胆のう炎は、発症初期なら外科的手術(腹腔鏡下胆のう摘出術)を行います。
※個人によって現れる症状はさまざまです。治療法も、症状や病態によって異なります。 ご自身の症状については、まずかかりつけ医にご相談ください。