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高次医療機器

3T MRI

3T MRI(東芝Vantage Titan3T)

3T MRIは1.5T MRIに比べて信号が高く、組織間のコントラストはより明瞭となります。高分解能で薄いスライス厚の画像や、高画質の非造影MR angiography画像が得られます。また、周波数分解能の向上によりMR スペクトロスコピー(注1・以下MRS)が行えます。
加えて3T MRIでは、コリン(Cho)・クレアチン(Cr)・N-アセチルアスパラギン酸(NAA)・乳酸・クエン酸・脂肪の信号の分離が1.5T MRIよりもはっきりしています。非造影でもMRSの情報があれば、頭蓋内や前立腺の悪性腫瘍鑑別が可能な場合もあります。

写真 血管造影装置

3.0テスラと1.5ステラの比較図

(注1)MR スペクトロスコピー (magnetic resonance spectroscopy, MRS) ある分子中の原子核の磁場は、付近に存在する原子核によって作られる磁場の影響を受け、同じ原子核であっても周囲の環境によりわずかに共鳴周波数の違いが生じます(化学シフト、chemical shift)。そのシフトの大きさと信号強度から生体内の成分濃度などを調べることができます。

頭部領域においては、腫瘍性病変や代謝性病変におけるMRSの有用性がすでに多数報告されています。前立腺に関してもがんの鑑別に有用であるとの報告があり、当院でも検討を行っています。

症例1 PSA高値にてMRI検査を行った場合

T2強調像(画像1)のみでは腫瘍の有無は不明確ですが、拡散強調像とT2強調像の合成画像(画像2)にて異常信号を認めました。

写真 T2強調像(画像1)と、拡散強調像とT2強調像の合成画像(画像2)

MRS(画像3)では、同部位にクエン酸信号の低下とコリン信号の上昇を認め前立腺癌が疑われました。
比較として(画像4)は正常前立腺におけるMRSデータです。

写真 前立腺癌の疑い(画像3)と正常前立腺(画像4)

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