Circulation Reports誌に当院薬剤部 守田和憲氏らの論文が掲載されました
薬剤部 守田薬剤師らの論文が、日本循環器学会の学術誌 Circulation Reports に掲載されました。
本研究では、日本の若手薬剤師を対象としたアンケート調査を実施し、近年重要性が高まっている“主要循環器”における薬剤師の関心や課題、教育ニーズについて検討しました。
主なポイント
- 105名の薬剤師から回答が得られ、約8割が腫瘍循環器に高い関心を示しました。
- 一方で、実際の臨床経験は限定的であり、知識や教育機会の不足が大きな課題として挙げられました。
- 多職種間連携については、薬剤師と医師(腫瘍内科医・循環器内科医)との連携に比べ、病院薬剤師と保険薬局薬剤師との連携が十分でないことが明らかとなりました。
- 今後、腫瘍循環器領域の発展に向けて、体系的な教育プログラムの整備や、多職種・多施設間の連携体制の強化が必要であることが示されました。
研究の意義
がん治療の進歩に伴い、治療関連の心血管障害への対応がますます重要となっています。本研究は、薬剤師が腫瘍循環器チームの一員としてより積極的に参画するために必要な課題を明らかにしたものであり、今後の教育体制整備や医療連携の推進に貢献することが期待されます。
論文
Gaps in Onco-Cardiology Practice and Educational Needs for the Next Generation of Pharmacists in Japan
DOI https://doi.org/10.1253/circrep.CR-26-0092