Pharmaceutics誌に当院薬剤部 守田和憲氏らの論文が掲載されました

薬剤部 守田薬剤師らの論文が、国際学術誌 Pharmaceutics に掲載されました。

本研究では、ペメトレキセド・プラチナ併用化学療法を受ける患者を対象に、血中薬物濃度を測定することなく薬物動態パラメータを予測し、好中球減少症の発症リスクを評価する手法について検討しました。

主なポイント

  • ペメトレキセドによる好中球減少症は、治療継続に影響を及ぼす重要な副作用の一つです。
    本研究では、日常診療で得られる患者情報を活用し、血中濃度測定を行わなくても薬物曝露量を推定できるモデルを構築しました。
  • 推定された薬物曝露量と好中球減少症発症リスクとの関連を解析し、副作用発現リスクの予測可能性を示しました。
  • 本手法は、がん薬物療法の個別化や副作用マネジメントの向上に寄与することが期待されます。

論文

Risk Assessment of Neutropenia Based on Exposure Information Without Plasma Concentration Measurement in Pemetrexed-Platinum-Based Chemotherapy: A Modeling Approach Using Real-World Clinical Data DOI: https://doi.org/10.3390/pharmaceutics18080946