“済生” それは“ いのちを救う”こと

秋篠宮皇嗣殿下の写真

総裁:秋篠宮皇嗣殿下

明治天皇の写真

明治天皇

済生会は、1911年(明治44年)に明治天皇が「生活に困窮し、医療を受けられない人々を救済する」という「済生勅語」を下賜され、お手元金150万円を賜ったことから始まりました。

この「済生勅語」の精神に基づき、同年5月30日に「恩賜財団 済生会」が創立されました。「済生」とは「生(いのち)を済(すく)う」という意味であり、設立当初から医療の提供を通じて社会貢献を目指してきました。済生会の紋章に用いられている「撫子と露」のデザインは、初代総裁である伏見宮貞愛親王の歌に由来し、「いつの世にも済生会の趣旨を忘れないように」という強い願いが込められています。

撫子の歌の歌詞

設立当初から第二次世界大戦後まで、済生会は貧困世帯への無料または低額での医療提供、困窮者地区での巡回診療や保健指導を積極的に行っていました。

終戦後の1952年(昭和27年)に社会福祉法人として再出発しましたが、設立当初の「困っている人々を救う」という理念は現在も変わらず継承されています。一般の患者さんからは治療費をいただくなかで、経済的に困窮している方々への無料低額診療は今も続けられています。

時代とともに多様化する「困っている人」のニーズに応えるため、「なでしこプラン」として訪問診療や健康診断、予防接種などを無料で提供しています。また、1928年(昭和3年)には日本で初めて医療ソーシャルワーカー(MSW)を導入したのが、芝病院(現・東京都済生会中央病院)といわれ、患者さんの治療費や生活面の相談にも対応するなど、医療と福祉の連携を早期から実践してきました。

済生会は全国に400施設以上を展開し、約67,000人(2025年4月時点)の職員が在籍しています。それぞれ独自に運営しながら、たとえば2016年の熊本地震の際には全国の済生会から多くのスタッフが駆けつけ、たくさんの物資が届くなど、全国組織としての連携も強みになっています。

熊本の地で、済生の心を広げて90年。

「恩賜財団 済生会熊本診療所」の開設は、1935(昭和10)年。病院昇格や増床、移転などを経て、1995年に現在の熊本市南区近見に移転。その後、関連施設である「済生会みすみ病院」、「済生会熊本福祉センター」の開設や、予防医療センター、外来がん治療センター、教育研修センターなどの増設を経て今日に至っています。

このように済生会は、明治天皇の「済生勅語」に込められた「いのちを救う」という崇高な理念を原点とし、時代の変化に対応しながら、常に困窮者支援と地域医療・福祉の発展に尽力し続けています。当院は、この済生会の揺るぎない使命感と社会貢献への強い意志を受け継ぎ、地域社会にとってなくてはならない存在として、これからも質の高い医療と温かい支援を提供していきます。

全国でこれだけの仲間が済生会の一員として働いています

  • 医療機関や高齢者・障害者・子ども支援、更生保護など

    全国404施設
    435事業

  • 令和6年度の済生会サービス利用者

    年間延べ
    2,100万人

  • 全国40都道府県で地域社会の健康と福祉を支える職員

    67,000

本部:社会福祉法人 恩賜財団 済生会

所在地 東京都港区三田1丁目4番28号
総裁 秋篠宮皇嗣殿下
会長 潮谷 義子
理事長 炭谷 茂
URL https://www.saiseikai.or.jp/

支部:社会福祉法人 恩賜財団 済生会支部熊本県済生会

所在地 熊本市南区近見5丁目3番1号
支部長 副島 秀久
URL https://sk-branch.jp/

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