重症管理を重点的に学びたいと思い、集中治療室に就職
ー当院に就職したきっかけを教えてください。
私は初期研修修了後、一通りの救急疾患に対応が出来るようになりたく救命救急科に進みました。
その中で搬送時にかなり重篤であるにも関わらず適切な治療により速やかに良くなる循環器疾患に興味を持ち、6年目より循環器内科に転科し、虚血性心疾患や心肺停止蘇生後を専門としてきました。初期研修から10年間同じ病院で勤務を続けたこともあり、次のキャリアアップを目指して病院を探していたところ、モービルCCUや防災ヘリでの広域搬送、TAVI、ASO、PTSMAなど構造的心疾患治療等に非常にアクティビティーが高い済生会熊本病院とご縁があり、また重症管理を重点的に学びたいと思い、集中治療室に就職させて頂きました。
重症患者が治療に反応し元気になっていく姿をみるとやりがいを感じます。
ー仕事のやりがい・喜びは何ですか。
済生会熊本病院は地域柄医療圏が大変広く、非常に多くの循環器疾患の患者さんが搬送されます。うち最重症患者が集中治療室に入室となりますが、重症患者が治療に反応し元気になっていく姿をみるとやりがいを感じます。
チーム医療の総合力で治療を行い、多様な経験できる職場です。
ー就職希望者へのメッセージをお願いします。
今後、General ICUを目指すにあたり、我々と一緒に働いて頂ける仲間を募集しています。
当集中治療室ではチーム制で患者を診ており、毎朝、澤村室長を中心にベッドサイドで多職種による回診を行いby systemでの問題点を挙げアセスメント及びプランを立てていきます。またコメディカルの意識も非常に高くICU専属の臨床工学技士、薬剤師、管理栄養士、理学療法士及びソーシャル・ワーカーも回診に参加するため、朝の回診時に患者の呼吸器設定や投薬内容確認、現在の栄養状況、ADL、リハビリ等のプランニングが順次進んでいきます。また完全主治医制では無いため、回診で大まかな方針決定後にチーム内でも再度ディスカッションをしながら治療方針を決めていきます。
今後、General ICUを目指すにあたり、我々と一緒に働いて頂ける仲間を募集しております。上記の如く我々の診ている主な疾患は循環器疾患ではありますが、内科系集中治療を学びたい他科専攻の先生も大歓迎です(小生ももともと救急医でした)。また、半年~1年程度の短期の研修や集中治療専門医取得希望、集中治療部と他のスペシャリティーの研修併用等も相談可能です。
まずは、気軽に当院へ見学に来て頂けたら幸いです。