プログラム統括責任者メッセージ

済生会熊本病院内科専攻医プログラムは、将来のサブスペシャリティ選択を見据え、まずは日本専門医機構認定内科専門医取得を最優先の目標とするきめ細やかな指導を特長としています。また既に将来の専門領域を決めておられる専攻医の方には、当院の各診療科とタイアップすることで、柔軟なローテーション設計を行う事が可能です。さらにサブスペシャリティ学会の研修施設認定を受けている診療科を選択される場合、シームレスにサブスペシャリティ専門医資格取得を目指すことが出来ます。

当院は「医療を通じて地域社会に貢献します」の理念の下、5つの基本方針「救急医療」、「高度医療」、「予防医療」、「地域医療」、「人材育成」に則って活動を行っており、これらは全て、内科医として成長するために欠くことの出来ないテーマであると考えます。また当院は国際的な病院機能評価機構であるJCIの認証を取得している数少ない施設の一つであり、グローバル基準の医療の質・安全管理について学ぶことも出来ます。さらにはメディカルスタッフやマネジメントスタッフとの質の高いチーム医療の実践にも力を入れています。
ここ熊本での実践的かつ充実した内科専攻医研修を通じて、あなたの医師としての可能性を広げてみませんか。

坂本 知浩

プログラムの特徴

  • 各診療科で高度専門医療を経験
  • 豊富な症例と指導医による実践的な教育
  • 高度急性期病院で内科系救急疾患を多数経験
  • 症例の偏りなく、各領域バランスよく研修
  • 働きやすく、専門医取得を目指せる環境

プログラム概要

募集人数 6
連携施設 熊本県
  • 熊本大学病院(脳神経内科、代謝内科)
  • 熊本赤十字病院
  • くまもと森都総合病院
  • 熊本南病院
  • 熊本再春医療センター
  • 桜十字病院
  • 国保水俣市立総合医療センター(地域医療)
  • 天草地域医療センター(地域医療)
  • 人吉医療センター(地域医療)
  • 阿蘇医療センター(地域医療)
  • 山都町包括医療センターそよう病院(地域医療)
福岡県
  • 飯塚病院
沖縄県
  • 中部徳洲会病院
神奈川県
  • 済生会横浜市東部病院
香川県
  • 高松赤十字病院

スケジュール例

連携施設での1年以上の研修が必須となります。(地域医療3ヶ月を含む)

Subspecialityを重点的に!

  4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年目 済生会熊本病院 (専攻科)   済生会熊本病院 (内科系各科ローテション) 連携施設
2年目 連携施設 済生会熊本病院 (内科系各科ローテション)
3年目 済生会熊本病院 (専攻科)

複数診療科をまわり、幅広く内科領域を経験!

  4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年目 済生会熊本病院 (内科系各科ローテション)
2年目 連携施設
3年目 済生会熊本病院 (内科系各科ローテション)

総合診療科を重点的に!

  4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年目 済生会熊本病院 (総合診療科) 済生会熊本病院 (内科系各科ローテション)
2年目 連携施設 (総合診療科を中心に研修)
3年目 済生会熊本病院 (内科系各科ローテション) 済生会熊本病院 (総合診療科)

内科の1週間

  土・日
午前 チームカンファレンス 担当患者の病態に
応じた診療
入院患者診察・処置 BLC 抄読会 入院患者診察・処置 入院患者診察・処置 当番医・オンコール
カテーテル検査・治療 入院患者診察・処置 カテーテル検査・治療 カテーテル検査・治療 研究会・学会参加など
負荷心筋シンチ当番
(月1~2回)
カテーテル検査・治療 入院患者診察・処置 負荷心筋シンチ当番
(月1~2回)
午後 カテーテル検査・治療
入院患者診療
救急外来当番(週1~2回)
チームカンファレンス

キャリアプラン~内科専攻医~

内科専攻医のキャリアプラン図。1-2年目は初期臨床研修(研修医)で医師としての基礎固め、3-5年目は内科専門研修(専攻医)で内科医としての基礎固めを行います。6年目以降はスペシャリストとジェネラリストの2つのキャリアパスに分かれます。スペシャリストはサブスペシャルティ領域研修を経てサブスペ専門医取得後、診療科医師へ。ジェネラリストは基本領域研修(ダブルボード)でリハビリテーション科、総合診療、救急科などを経験後、サブスペシャルティ領域研修へ進むか、他領域医師として内科の専門性を高めつつ経験の幅を広げ、多様な領域への挑戦を目指します。

学術活動への支援体制が充実

学会発表、参加

旅費・参加費を支援

オンライン図書

院内どこからでも、一部は院外からのアクセスも可能

臨床研究のサポート

  • ・院内で入手不可の文献を取り寄せ
  • ・英文校正・和文翻訳
  • ・研究デザイン、統計、進め方、計画書の書き方等、担当医師が直接サポート

是非、「済生会熊本病院 内科領域専門研修プログラム」へ!

  • まずは色々な領域を経験したい
  • ジェネラリストを目指したい
  • 急性期患者、重症患者を数多く経験したい
  • まだサブスペ領域を決めていない、じっくり決めたい
  • 医局入局はまだ・・・
  • 最短でサブスペ専門医を取得したい

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