教育基本方針
院内外における教育・研修を中心となって運営・管理する教育研修部では、
以下の教育理念に基づき人材育成をおこないます。
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1
プロフェッショナリズム 自らの役割と責任を認識し、誇りを持って行動できる人を育てます。
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2
やさしさとぬくもり 思いやりのこころを持ち、互いに尊重しあえる人を育てます。
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3
自己成長 変化を捉える広い視野を持ち、自ら学び続ける人を育てます。
職場での知識・技術の習得
OJT On-the-Job Training
日常的に業務を通じて先輩や上司による指導を受け、スキルアップを目指します。
また、各部署では多職種が一緒になって行う勉強会も開催されています。
更なる能力・スキルの向上
Off-JT Off-the-Job Training
入職年や役職ごとに内容を設定した階層別研修を行っています。
また、全職員向けの技術教育のほか業務に関する学会やセミナー参加も支援しています。
各種研修の紹介
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内定者研修
内定者同士や病院職員との顔合わせを行い、親睦を深めることで安心して入職できる関係性を築きます。
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入職時全体オリエンテーション
社会人としての自覚を持ち、病院の理念や基本方針、現況や組織について理解を深め、円滑な業務開始を支えます。
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1年目研修
医療人・当院職員としての自覚を促し、自己成長の必要性を理解するとともに、新人特有の悩みを共有し負担軽減を図ります。
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2年目研修
組織人としての役割やチーム内での立ち位置を理解し、マナーや行動を見直すことで、KAIZEN活動や事業計画への理解を深めます。
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4年目研修
自部門を他者に説明し、他部門理解のワークを通じて病院全体を把握するとともに、円滑な関わりに必要なコミュニケーション力を学びます。
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6年目研修
後輩育成などリーダーの役割を担う世代として、チームでの職務遂行に必要なコミュニケーション手法を学び、リーダー意識を養います。
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リフレッシュ研修
経験豊富なスタッフがキャリアを振り返り、モチベーションやコミュニケーション力を高め、KAIZEN活動への理解を深めます。
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昇格時研修
組織における自身の位置や役割の変化を理解し、役職者として必要な基本知識を習得する機会とします。
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プレマネジメント研修[基礎]
信頼される役職者やリーダーとして必要な基礎知識やスキルをしっかり身につけ、日々の実務や今後の実践に備える機会とします。
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プレマネジメント研修[応用]
リーダーとしての課題を認識し、課題解決に向けた目標設定と必要な知識・スキル習得の機会を提供します。
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マネジメント研修
役職者としての役割と責任、リーダーシップの重要性を理解し、部下育成を取り入れた実践的行動につなげます。
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トップマネジメント研修
マネジメントを実践する立場として、リーダーシップや組織変革手法を学び、スキルアップを図ることを目的とします。
自己啓発
Self-Development
当院の教育基本方針の一つである「自己成長」に基づき、職員が自発的に学び、成長するための支援を行っています。学ぶ内容、方法は個人の状況に応じ自由に選択でき、受講費用の約6割を病院で補助しています。
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英会話講座
職員の多様な勤務形態を考慮し、オンライン英会話を導入しています。グローバル化を視野に、英語コミュニケーション向上を目指す職員が、それぞれの背景・レベ ルに応じてネイティブ講師との会話を通じて英会話に親しむ環境づくりに取り組んでいます。
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通信教育講座
教養、ビジネスマナー、マネジメント、対人関係スキル、語学、パソコン、資格取得など100種類以上の講座から、個人の興味・関心に応じ選択できます。また、常時申込みができるため、個人のペースにあった学習が可能です。
教育研修センター
当院で働く各スタッフが医療人としてより成長するために、そしてより快適な職場環境をめざして、2015年3月に設立しました。職員専用、7階建てのセンター内には図書室を備えたSalvia(サルビア)、各種トレーニングや講演会場にもなるApice(アピス)、看護師の特定行為研修を行うCrescita(クレシタ)等を揃えています。
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Salviaサルビア
salvia(サルビア)とはイタリア語で「知恵」「賢者」を意味します。24時間利用可能な図書室・勉強室として利用できます。
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Apiceアピス
apice(アピス)とはイタリア語で「頂上」 を意味します。各種トレーニングや講演会場にもなる多目的スペースとして利用します。
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Crescitaクレシタ
crescita(クレシタ)とはイタリア語で「成長」を意味します。看護師の特定行為研修を行っています。