臨床工学技士 2002年 新卒K.Rさん

Q 済生会熊本病院を選んだ理由・きっかけは?
A

私が就職活動をしていた2000年代当初、技士といえば透析業務が中心でした。しかし、幅広い分野で臨床経験を積むことが自身の成長につながると考えていた私は、より多様な業務に携われる職場を探していました。そんな中、看護師である伯母から勧められたのが済生会熊本病院です。透析に加え、人工心肺や集中治療など多岐にわたる業務に携われる点に大きな魅力を感じ、迷わず志望しました。入職後はほぼすべてのセクションを経験し、特に人工心肺・集中治療・血管造影室の分野で得た知識がつながり、技士としての視野が広がったことを実感しています。

Q 仕事内容と、その中でやりがいを感じることを教えてください
A

現在は血管造影室で、心血管領域の検査や治療に携わっています。虚血領域では、心臓カテーテル検査・治療の際にIVUSなどのイメージング機器や、Impella・ECMOといった補助循環装置の操作を担当しています。不整脈領域では、ペースメーカなどの植込み手術に立ち会い、ペースメーカフォローアップ時の検査や管理を行っています。また、アブレーション治療では3Dマッピングシステムを始め多様な機器を扱い、安全な治療を支えています。医療技術の進歩に伴い、装置のアップデートや新規技術導入も多く、常に情報とスキルの更新が求められます。装置の性能を最大限に引き出し、診療に貢献できることが大きなやりがいです。

 

Q 仕事をする上で大切にしていること、心がけていることは何ですか?
A

技士は、機器を通して患者さんと向き合う場面が多いからこそ、目の前にいる患者さんに寄り添う姿勢を大切にしています。また、「現状維持は後退」という言葉を忘れず、昨日の自分を超えることを意識しながら、日々の成長を目指しています。アインシュタインの「情報は知識ではない。唯一の知の源は経験である」という言葉にも共感しており、自ら経験を積むだけでなく、医療の質と安全を確保したうえで、後輩にも積極的に症例経験を積ませることで育成に取り組んでいます。

Q 今後の目標や、挑戦したいことを教えてください
A

済生会職員の親睦を目的としたソフトボール大会で全国優勝を目指しています!

Q 趣味や特技を教えてください
A

週末にバスケを楽しんでいます。運動で気分がリフレッシュされ、仕事にも集中して取り組めます!

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