構造的心疾患に対するカテーテル治療について
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坂本 知浩
心血管疾患に対するカテーテル治療の発展に伴いstructural heart diseaseという概念が生まれました。
このstructural heart diseaseと言う言葉は、「構造的心疾患」と訳され、これらに対するカテーテル治療が、structural heart disease intervention(SHDI)です。
心疾患に対するカテーテル治療と言えば、冠動脈狭窄に対するPCI(percutaneous coronary intervention)が代表的ですが、現在、日常臨床で行われるカテーテル治療において、PCI以外のカテーテル治療はほぼSHDIと言って良いくらい、その種類は多岐に渡ります。
済生会熊本病院では従来からSHDI(開始当時はこの言葉は存在しませんでした)に取り組んでおりますが、本サイトでは当院で現在行っておりますSHDIについてご紹介します。