心房中隔欠損症における治療実績
当院では2012年8月以降、心房中隔欠損症(ASD)に対する根治的治療として、カテーテルによる経皮的心房中隔欠損閉鎖術のアンプラッツアー心房中隔欠損閉鎖(ASO)治療を行っています。欠損孔が大きすぎる、他の先天性心疾患を伴う場合等カテーテル治療が非適応の患者さんに対しては、胸部を切開して欠損部を直接治療する従来の外科治療を心臓血管外科にて行っています。
治療実績推移グラフ
TAVI治療実績
大動脈弁狭窄症に対するカテーテル治療 TAVIには、2通りのアプローチ方法があります。
経大腿(TF)アプローチ
太ももの付け根の血管からカテーテルを挿入し、血管を通じて生体弁を心臓の位置まで運び,機能しなくなった患者さんの大動脈弁の中から押し広げるように,バルーンで開いて留置する治療方法。
経心尖(TA)アプローチ
胸の肋骨の間を小さく切開し,そこから心臓の先端部(心尖部)を確認し,生体弁を挿入する。生体弁を大動脈弁の位置まで運び,機能しなくなった患者さんの大動脈弁の中から押し広げて、バルーンで開いて生体弁を留置します。
治療実績推移グラフ
治療成績※2023年3月31日現在のデータ
術後30日以内の死亡率 | |
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済生会熊本病院 (n=21) | 2.39% |