看護師 1999年 新卒K.Mさん

私は、高度急性期医療に興味を持ち、当院の採用試験を受けました。地域医療への貢献や整った教育体制も魅力だと感じています。感染管理に興味をもったのは入職して5年ほど経ってからですが、当院が常に新しい知識や技術の導入、そしてキャリア支援に前向きであることが、私の成長を支えてくれました。この環境のおかげで、感染管理認定看護師を経て、感染症看護専門看護師としてもキャリアを重ねてきたことに大きな意義を感じます。

感染症看護専門看護師として、院内および地域の感染予防活動に貢献しています。
感染症のサーベイランスを通じ、最新知識に基づく予防策の確立や教育・指導を行い、対策のレベル向上に努めています。また、患者さんには感染症予防と治療の両側面から専門的なケアを提供し、回復と安心な療養生活を後押ししています。活動の結果、感染率が下がったときは、患者さんや医療従事者の安全に貢献できたことを実感し、大きなやりがいを感じます。これからも地域全体の健康を守るために、質の高い感染症看護を提供し続けます。

感染対策は多職種や現場スタッフの協力なしには実現しません。最も大切にしているのは、現場に足を運び、スタッフの意見や困りごとに真摯に耳を傾ける姿勢です。一方的な指導ではなく、科学的根拠を分かりやすく示し、実行可能な解決策を共に導き出すことを心がけています。その上で、感染症患者さんが差別や偏見なく、尊厳を持って治療を受けられるよう、倫理的な調整役を果たすことも私の使命だと考えています。

地域と繋がり「感染症に負けない文化の創造」に貢献することです。

読書で知的好奇心を、歌唱で感性を鍛えることです。