SHDIの殆どが通常の血管造影室ではなく、手術室の機能を併せ持つハイブリッド手術室で行われます。ハイブリッド手術室とは、手術台と心・脳血管X線撮影装置を組み合わせた治療室のことで、手術室と同等の空気清浄度の環境下で、カテーテルによる血管内治療が可能です。

治療体制 ・ 設備

  • ハイブリッド手術室イメージ

    ハイブリッド手術室

    当院では2013年4月、熊本県で初めて、ハイブリッド手術室を稼働いたしました。ハイブリッド手術室とは、手術台と心・脳血管X線撮影装置を組み合わせた治療室のことで、手術室と同等の空気清浄度の環境下で、カテーテルによる血管内治療が可能です。この組み合わせにより最新の医療技術への対応が可能となりました。

    すなわち外科的に最小限の切開を加えた後、そこから低侵襲治療(=体に負担の少ない治療)を代表するカテーテル治療(内科的治療)を行うことが出来るようになったのです。

  • ハートチームによる治療イメージ

    ハートチームによる治療

    治療は、カテーテル治療専門医(主に循環器内科医)、心臓血管外科医、麻酔科医、心臓画像診断専門医やその他コメディカル、事務職員などが、それぞれの専門分野の知識や技術を持ち寄って、患者さんにとって最適と思われる治療法を選択し、治療を行う事で初めて可能になります。

    治療を担うグループを「ハートチーム」と呼びます。当院でも総勢30名からなる専門のハートチーム体制を整えています。