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研修生の声

UNLOADERSで学ぶ研修生のインタビュー

研修生
仲野 類
2025年度 第1期生 / 循環器内科医(卒後7年目 ※原稿は6年目当時)
第1期生
UNLOADERSプログラムに応募した理由など教えてください!
初期研修医の時に集中治療と循環器内科に興味を持ち、地元関西でclosed ICUを1年半、循環器内科を1年半後期研修で専修しました。
卒後6年目からの研修先を探すため集中治療学会に参加し、たまたま循環器集中治療に関するセッションを聴講した時に鵜木先生の発表を聞いて、今まで自分が悩んでいたImpella管理がとてもロジカルで腑に落ちたため当院を見学しました。その際にとても歓迎いただき、論理立ったMCS管理の研修ができそうだと思ったこと。そして偶然ですが、循環器集中治療の多施設研修プログラム(UNLOADERS)を作ろうと思っているという話をいただき、このような貴重な機会はないと思い、当院への研修を思い切って決めました。
 UNLOADERSでは全国屈指のハイボリュームセンターでMCS管理を多く経験でき、他施設の御高名な先生方と交流、並びに多施設共同研究のデータ解析等ができることに魅力を感じたことも研修先決め手の後押しとなりました。
  まだ入職して1ヵ月なので実務経験はこれからですが、ICUだけでなくカテーテル治療も多く経験でき、自分の研修したいことを後押しいただける環境でとても満足しております。
熊本での生活はいかがですか?
また家族共々、九州自体が初めてで生活面に心配もありましたが、当院は仕事のオンオフがとてもはっきりしていて、プライベートの時間が今までで1番確保できており、毎週色んなお店に行っては家族一緒に熊本生活を楽しんで過ごしています(笑)
研修2年目を迎えて Update---2026.06.08_追記
UNLOADERSでは研修2年目にMCSに関して国内随一の済生会熊本病院/北里大学病院/日本医科大学附属病院/国立循環器病研究センターの中から自分が研修したいと思う病院をフレキシブルに選択でき、私は今年度北里大学病院での研修を選択させて頂きました。
  研修1年目の済生会熊本病院ICUではunloadを意識したMCS管理、Percloseを用いたMCS抜去、Impella induced ARについての考察、MCSのポンプに関する臨床工学的視点やPV loopと循環平衡から考察するMCSの循環生理、PAPiだけではない踏み込んだスワンガンツカテーテル所見の考察、、などなどここには書ききれないことを沢山研鑽を積ませて頂きました。
 一方現在の北里大学病院ICUではVAD植え込み施設ならではのMCSマネジメント、劇症型心筋炎に対する考え方、MCS挿入中のGDMTの考え方、Impella離脱前のRampテスト、Impella5.5へのupgradeやVADへのタイミング、市中病院から転院搬送となるような大学病院ならではの重症症例などなど熊本とはまた違った経験を積ませて頂いております。
 このように施設間でMCS管理の違いを学べ、自分の中で良いなと思う部分を吸収して、MCS管理についての考え方を確立することができて大変有意義な研修ができております。
また上記のような臨床経験だけではなく、苦手意識があった研究学術活動面についても熊本では渡航費を補助頂いてESCとAHAでの海外発表経験をしてモチベーションをつけさせて頂き、その上で北里では今まで疑問に思っていたclinical questionを研究論文まで自力で作成するために2人3脚でサポートして頂ける体制を敷いていただいており大変恵まれた研修生活を送っております。
また、この2施設ではスタッフ医師も多く当直体制もしっかりしていることから慣れない環境の中でも家庭の時間も確保することができ、家族一同若干長い旅行のような気分でそれぞれの土地を楽しめて大変充実した日々を過ごすことができています。最後にこのような研修環境を御提供頂いた関係スタッフの皆様に大変感謝申し上げるとともに今後循環器集中治療の分野で貢献して恩返しができるようにこれからも日々研鑽を積んでいこうと考えております。
興味がある方は一度見学に来ていただき、ぜひ一緒に仕事をして循環器集中治療を盛り上げられればなと思います!
黒田先生
黒田 周平
2025年度 第2期生 / 循環器内科医(卒後6年目)
第2期生
UNLOADERSプログラムを知ったきっかけ・応募の動機は?
兵庫県で初期研修・後期研修を行い、循環器内科医として研鑽を積んできました。後期研修中から心原性ショックや重症心不全診療に興味があり、特にImpellaやVA-ECMOを用いた機械的補助循環(MCS)の管理に魅力を感じていました。一方で、重症患者の管理を行うたびに「これがベストな治療戦略なのか?」と悩むことも多く、より体系的に循環器集中治療を学びたいと思うようになりました。そんな中でUNLOADERSの存在を知り、全国トップレベルの症例数を経験できるだけでなく、施設の枠を超えて重症心不全・MCS管理を学べるプログラムに大きな魅力を感じ、済生会熊本病院を見学させていただきました。
見学して決め手になったことは?
実際に済生会熊本病院を見学してみると、全国有数のImpella症例数がある環境である上に、鵜木先生のMCS管理に対する考え方がとても論理的で感銘を受けました。臨床だけではなく研究活動も非常に活発で、「ここなら循環器集中治療を本気で学べる」と感じ、熊本への異動を決めました。
実際に研修してみていかがですか?
日常診療の中で多くのMCS症例を経験できることはもちろん、他施設の先生方との交流や共同研究にも参加できる点に大きな魅力を感じています。現在はECPELLA管理に関する研究にも取り組ませていただいており、日々刺激を受けながら勉強できています。このような環境で学べることを本当にありがたく感じています。
これから応募を考えている方へメッセージを。
まだ熊本に来て間もないですが、診療面ではMCS管理からカテーテル治療まで経験させていただいており、毎日充実しています。生活面では、すでに熊本の暑さの洗礼を受けていますが、食べものがおいしく、自然も豊かであり、週末はいろいろな場所へ出かけています。当初は縁もゆかりもない地域であり不安もありましたが、今では熊本生活を満喫しています。
循環器集中治療やMCSに興味がある先生は、是非一度見学に来てください。実際に現場を見てもらえれば、この環境の魅力を感じてもらえると思います。是非一緒に循環器集中治療を盛り上げましょう!