治療実績

Achievement

未破裂脳動脈瘤治療件数の推移

過去20年間で2,000例近くのクリッピング術の経験があり、2020年7月より血管内治療を脳動脈瘤治療の第一選択肢としております。

血管内治療は2021年の24件から2025年の52件へ増加し、年間の総治療件数も48件から81件へ増えています。
割合でも血管内治療が50%から64%に増加しています。
クリッピング術 血管内治療
48件
24(50%)
24(50%)
52件
20(38%)
32(62%)
56件
17(30%)
39(70%)
79件
23(29%)
56(71%)
81件
29(36%)
52(64%)
2021年2022年2023年2024年2025年
未破裂・破裂脳動脈瘤の治療法件数と割合(2021〜2025年)
血管内治療クリッピング術合計
2021年24件(50%)24件(50%)48件
2022年32件(62%)20件(38%)52件
2023年39件(70%)17件(30%)56件
2024年56件(71%)23件(29%)79件
2025年52件(64%)29件(36%)81件

未破裂脳動脈瘤治療の手技割合 比較

2001年から2025年にかけて「未破裂脳動脈瘤」の治療数は、2,000例に達しています。
血管内治療については、2017年の実施割合が16.1%だったのに対し、2024年には71%にまで増加しております。

脳動脈瘤の手技割合の推移(2017年 → 2025年) 血管内治療の割合は2017年の16.1%から2025年には64.2%(52件)へ大きく増加し、クリッピング術は83.9%から35.8%(29件)となっています。
2025年の手技割合
クリッピング術 35.8% 血管内治療 64.2%
2017年の手技割合
クリッピング術 83.9% 血管内治療 16.1%
脳動脈瘤の治療法割合(2017年・2025年)
血管内治療クリッピング術
2025年64.2%(52件)35.8%(29件)
2017年16.1%83.9%

治療成績

2012年〜2020年における治療後の経過は、コイル塞栓術、クリッピング術ともに9割以上の患者さんが「良好」もしくは「一過性または軽度の合併症」となっています。

  • コイル塞栓術の治療成績:2020年までの90例のうち、95.6%が経過良好となっています。

  • クリッピング術の治療成績:2020年までの668例のうち、94.3%が経過良好、4.9%に一過性または軽度の合併症がみられました

地域別 脳動脈瘤患者割合

熊本県内を中心に、九州各地から患者さんの紹介を受けております。(2019年~2025年)
患者さんの居住地域は熊本・上益城(53.1%)を中心に、宇城13.6%、天草9.9%、有明・八代が各4.9%と、熊本県内にお住まいの方が中心です。加えて、宮崎県や大分県・福岡県、九州外からも受診される方がいらっしゃり、熊本県内はもちろん、県境を越えて周辺地域からも患者さんが来院されています。

熊本県を中心とした地域別の脳動脈瘤患者割合を示す地図。熊本・上益城53.1%、宇城13.6%、天草9.9%、有明4.9%、八代4.9%、菊池3.7%、球磨3.7%、宮崎県2.5%、大分県1.2%、福岡県1.2%、九州外1.2%など。