臨床研修病院
臨床研修病院
当院は、厚生労働大臣より臨床研修病院に指定されています。同指定は、基幹型臨床研修病院と協力型臨床研修病院の2つに分類されますが、当院は双方の指定を受けています。
基幹型と協力型の大きな違いは、独自で臨床研修を行えるかどうかの違いです。協力型病院は、基幹型病院の依頼に基づき、基幹型病院が設定する研修の一部を担います。したがって、基幹型病院はその指定にあたり、例えば、救急医療を実施しているといった診療体制、指導医が充実しているといった指導体制だけではなく、安全管理部門が設置されているといった医療安全体制等、複数の基準を満たす必要があります。
当院は、基幹型臨床研修病院として指定を受け、その役割を果たすだけではなく、近隣の基幹型病院の依頼を受け、特に救急医療分野での研修を協力型研修病院として実施しております。
皆さまへのお願い
当院は、地域医療の貢献に寄与したいとの思いから、次世代の医療人の育成に積極的に取り組んでおります。
上記の指定による臨床研修医をはじめ、大学の医学生、薬学生、看護学生、また、医療系の専門学校、各種学校(臨床検査技師、臨床工学技師、診療放射線技師、理学療法士、救急救命士など)の臨床研修、臨地実習を受け入れております。
年間約900名の研修生、実習生を受けいれており診療や検査時に研修生や実習生の同席をお願いすることがございます。研修生や実習生は名札をつけて判別ができるようにしています。何卒、趣旨をご理解頂き、皆様のご協力をお願いいたします。
臨床研修制度の概要
医学教育と法に基づく臨床研修(医師法第十六条の二)
診療に従事しようとする医師は、二年以上、医学部を置く大学に付属する病院又は厚生労働大臣の指定する病院において、臨床研修を受けなければならない。