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がん診療

PET/CT

PET/CT
PET/CT

PET検査とCT検査の利点をあわせ持つ「PET/CT」装置が、
迅速かつ正確ながん検査を実現します。

PET検査とは

PET(Positron Emission Tomography)とは、細胞の状態や働きを調べる装置です。 正常組織と比較して、がん細胞は約3~8倍のブドウ糖を摂取(消費)する性質があります。PET検査では、ブドウ糖に似た働きをする検査薬を注射し、この薬の動きを体外から撮影します。これによりがんの位置や大きさ、良性か悪性かなどを診断できます。
臓器の形からがんの有無を診断するCT検査やMRI検査は、がん細胞がある程度成長してからでないと『がん』と診断できないという問題がありました。PET検査はがん細胞の性質を利用して行うため、早期がんの発見に絶大な威力を発揮します。

PET/CT

PETとPET/CTの違い

臓器の形状と位置(がんの位置や大きさ)を特定できるCTに、PETを組み合わせた装置を「PET/CT」と呼びます。PET検査とCT検査の利点をあわせ持ち、精度の高い検査が可能な画像診断装置です。

PET/CT検査件数の推移(2014年度~2020年度)

保険適応疾患と要件

18F-FDG を用いたPET,PET/CT での検査対象

保険適応疾患と要件

18F-FDGを用いたポジトロン断層撮影については、てんかん、心疾患若しくは血管炎の診断又は悪性腫瘍(早期胃癌を除き、悪性リンパ腫を含む)の病期診断若しくは転移・再発の診断を目的とし、次の表に定める要件を満たす場合に限り算定。

症状 要件 算定項目
てんかん 難治性部分てんかんで外科切除が必要とされる患者さんに使用。 PET PET/CT
心疾患 虚血性心疾患による心不全患者における心筋組織のバイアビリティ診断(他の検査で判断のつかない場合に限る)、心サルコイドーシスの診断(心臓以外で類上皮細胞肉芽腫が陽性でサルコイドーシスと診断され、かつ心臓病変を疑う心電図又は心エコー所見を認める場合に限る)又は心サルコイドーシスにおける炎症部位の診断が必要とされる患者さんに使用。 PET
悪性腫瘍
(早期胃癌を除き、悪性リンパ腫を含む)
他の検査又は画像診断により病期診断又は転移若しくは再発の診断が確定できない患者さんに使用。 PET PET/CT
血管炎 高安動脈炎等の大型血管炎において、他の検査で病変の局在又は活動性の判断のつかない患者さんに使用。 PET PET/CT

症例1 肺がんの場合

70歳代の男性です。息切れを主訴に胸部CT検査が施行されました。左肺下葉S6に径15ミリメートルほどの円形結節が認められました。PET/CTでは、同部位にSUVmax=6.2(早期相)→SUVmax=11.9(後期相)の異常集積があり、悪性腫瘍では肺がん、良性結節では結核や真菌症が疑われました。その他に異常集積はなく、肺がんの疾患としてはStageⅠAと診断され、手術が施行されました。
※早期相よりも後期相での集積が高いことは活動性が高い結節を示唆します。

PET/CT検査時の注意

検査は3~4時間かかります。

  • 午前受付の方

    食事は前日21時以降不可
    血糖降下剤、インスリンは当日朝から不可

  • 午後受付の方

    食事は当日7時以降不可
    血糖降下剤、インスリンは当日朝7時までに使用してください。

  • 絶食中は、味のない水・白湯のみ飲用可能です。(シュガーレスガム、あめ、タブレット、牛乳などは飲食できません。)
  • 服用中のお薬をご持参ください。

その他注意事項

  • 血糖値が150mg/dlを超えると検査ができないことがあります。
  • 検査前日と当日、筋肉を使う運動や仕事はしないでください。
  • 心臓ペースメーカーや脳動脈クリップ等、取り外しのできない金属が体内にある方、閉所恐怖症の方は事前にお知らせください。
  • 妊娠中、またはその可能性がある方は検査できません。

  • 注射終了後8時間程度、妊婦・乳幼児との接触はお控えください。

キャンセル時の対応

  • キャンセルされる際は、検査前日の16時までにご連絡ください。