教育・研究活動について

学術活動への協力のお願い
当院では、より良い医療の提供、質の改善、医療者の技術向上を目的として、教育・研究の分野で学術活動を積極的に行っております。学術活動では、治療に伴い記録した情報や保管する試料(採血や組織)を使用する場合がございます。ぜひご理解とご協力をお願いいたします。
学術活動への協力は患者さんの自由意志でご判断ください。直ぐにお決めにならなくても、いつでも協力を撤回することが可能です。ご協力いただけない場合でも、診療上の不利益を受けることはありませんので、下記の担当窓口へお申し出ください。
患者さんへのお約束
- 個人情報漏えいを防ぐため、情報試料を使用する場合は、患者さんのお名前やご住所などの個人情報を削除し、匿名化処理を行います。十分な匿名化が難しい場合は、事前に文書または口頭で説明を行い、同意いただいた場合のみご協力頂きます。
- 臨床研究は事前に倫理審査委員会及び院長の許可を得たうえで実施されます。研究目的での検査追加や治療の決定など、患者さんへのリスクを伴う研究を行う場合は、あらかじめ文書または口頭で説明を行い、同意いただいた方のみご協力頂きます。
- 原則、ご本人への説明を行いますが、困難な場合は代諾者の方へ説明し、同意をいただく場合がございます。
主な学術活動
- 退院後の長期の健康状態を調べるために、医師や看護師ら職員より手紙や電話にてご様子をお伺いしたり、転院先やかかりつけ医療機関様へご連絡する。
- 年齢や性別、病歴や治療内容の情報や資料等を収集し、調査・分析する。こちらは、他の医療機関と協力し、大規模に実施する場合もあります。
- 研究成果を医療関係者や市民の皆さん向けの勉強会、学会や論文で発表する。
- 学生向け教材や医療関係者の勉強会へ、心電図や画像・手術動画などを提供する。