心臓血管センターについて

多職種から成る「ハートチーム」では、
各分野が協働してチーム医療を実践し、
さまざまな心疾患に対応できる体制の充実に努めています。

済生会熊本病院心臓血管センターは40有余年、その開設当初より定期的なカンファレンスなどを通じて、循環器内科と心臓血管外科が協働し治療を行ってきた歴史があり、高度で複雑な医療を提供するために必要不可欠な内科医や外科医のほか、さまざまな職種から成るハートチーム形成のハードルは極めて低いものでありました。

加えて20年来のクリニカルパス(治療の計画書)の経験より、全ての職種が同一の視点で様々な情報を交換することが可能な「医療文化」を有しています。循環器内科医、心臓血管外科医、麻酔科医、看護師、臨床工学技士、検査技師や理学療法士などのメディカルスタッフ等を中心にハートチームを結成し、一丸となって患者さんの治療に当たっています。

低侵襲治療

治療にあたる2名の男性医者
カテーテルアブレーション治療の様子

当センターでは、可能な限り、身体に負担の少ない(侵襲の少ない)治療に取り組んでいます。「低侵襲治療」は高度な技術と最新鋭の医療機器によって成り立ちます。そのため、技術の向上への積極的な取り組みや、最新鋭の治療機器や検査機器の導入を行っています。

世界水準の医療への取り組み

当院は医療の質と医療安全向上のために、医療の質と安全の世界水準を審査する、国際医療機能評価機関(JCI)の認証を受けています。
JCIでは安全文化、質向上の組織的取り組みや、病院管理体制や災害・危機への建物構造など、ソフトとハードさまざまな観点から審査が行われ、3年毎に認証の更新審査が行われます。当院は、世界水準の医療提供と安全性の更なる向上へ向けて取り組んでいます。

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コンセプトムービー

心臓血管センターの様子がわかるコンセプトムービーが完成しました。