世界水準の医療への取り組み

患者さんに安全で 高品質なケアを提供するために

済生会熊本病院では、治療をより安全で安心したものにするために、手術自体や手術前後の管理について院内独自のシステムをつくり、厳守するとともに、最新の設備機器を導入しているほか、第三者評価の認証を取得しています。

第三者評価としては、2013年に医療の質と安全において世界標準を満たすことを示す、米国の国際的医療機能評価機関(JCI)の認証を取得し、2019年11月には第3回目の審査を受審し、認証を更新しました。

病院の機能を評価する第三者機関には、病院機能評価機構やIS09000シリーズなどがありますが、JCIでは患者中心の医療を重視しており、入院から退院するまでのプロセスや、継続的に改善活動を行っているかという組織管理体制が審査されます。

医療分野でもグローバル化が進み、世界中の医療機関がより高い水準の医療の質や安全基準を目指す傾向にある中、国内でもJCI認証をめざす病院が増えています。
手術室で行われる外科治療、日帰り手術、心臓カテーテル検査など、手術または侵襲性のある手技全般についても厳しく評価されています。

Joint Commission International

JCIとは

米国の医療施設を対象とした第三者評価機関「Joint Commission (元JCAHO:1951年設立)」の国際部門として1994年に設立された、国際非営利団体「Joint Commission International」の略称です。 審査は3年毎に行われ、審査内容も世界標準に沿って改訂されていきます。