初のロボット支援下肝切除術を実施
2025年6月3日、当院で初めて手術支援ロボット「ダヴィンチXi」を使用した肝切除術(ロボット支援下肝切除術)を実施しました。この手術は、肝胆膵領域の低侵襲手術の新たな一歩を示すものです。
当院のロボット・低侵襲手術センターでは、これまでに3,000例を超えるロボット支援下手術の実績があります。 肝胆膵領域の手術は、肝臓の解剖学的な位置が複雑であるため、低侵襲手術の導入が遅れていましたが、2022年にロボット支援下肝切除術が保険収載されたことで、より多くの患者さんがこの先進的な手術を受けられるようになりました。
今後も、最新の医療技術を導入し、患者さんに最適な治療を提供してまいります。
執刀医 外科部長 今井医師のコメント
今回2025年6月3日に、肝臓癌に対して当院で初となるロボット支援下肝切除を施行しました。 7月現在まで3例に施行しましたが、いずれも安全に施行でき、皆様4-5日で退院されました。