おしえて!栄養士さん「ミネラルって何ですか?」
そもそも、ミネラルって何ですか?
5大栄養素の中でも、体の調子を整える役割があります。
5大栄養素の1つです。5大栄養素には、体をつくるもととなるタンパク質、主に体を動かすエネルギ—となる炭水化物と脂質、体の調子を整えるビタミンとミネラルがあります。ミネラルは筋肉や神経、ホルモンの働きを調節しており、その他に骨や細胞などの材料となるものもあります。代表的なミネラルには、ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・銅・マンガン・ヨウ素・セレン・クロム・モリブデンなどがあります。
毎日の食事で、ミネラルを摂るために気をつけることはありますか?
不足しがちなミネラルに注意しましょう。
ミネラルをまとめて摂れる食品は残念ながらありません。また他の栄養素があってのミネラルですから、バランスの良い食事を摂ることが基本となります。そんなミネラルの中でも比較的不足しがちといわれるのが、カルシウム・鉄・亜鉛の3つ。これらが多く含まれる食品をご紹介します。
カルシウム
牛乳・ヨーグルト・チーズ・豆腐・小松菜など
鉄
レバー・牛ヒレ肉・煮干し・カツオ・しじみ・豆乳・納豆・小松菜・ほうれん草など
亜鉛
牡蠣・煮干し・牛肉・豚肉・納豆・ゴマ・純ココアなど