ちょっとの意識でぐっとラクになる カラダに負担の少ない座り方
腰痛や肩こり、猫背などにお悩みの皆さま。その不調、座り方を見直すことで改善できるかもしれません。座り方そのものを意識して正すことで、血流や筋肉の使い方が改善され、体への負担を少なくできます。
座り方を意識するだけで、どうして体への負担が少なくなるの?
骨盤にある「坐骨」を意識して座ると、体幹の筋肉をバランスよく使うことができます。
骨盤は、上半身と下半身をつなぐ体の土台にあたる骨です。つまり骨盤が歪むと体全体が歪み、不調の原因になってしまいます。坐骨(ざこつ)を意識した座り方は体の歪みを正し、周辺の筋肉をまんべんなく使い、体への負担を軽くすることにつながります。
超簡単!一度覚えたら一生使える!「 坐骨」を意識した座り方
STEP1 「坐骨」の位置を知る
お尻の下に手を入れ、お尻を前後左右に動かします。ゴリゴリと手に当たる骨が坐骨です。
STEP2 体の4点を意識して座る
上半身を安定させるために左右の坐骨と両足の裏に対して、左右均等に体重を乗せるイメージで座ります。
ワンポイントアドバイス
いきなり無理は禁物です!最初はこの姿勢を長時間続けるのはきついかもしれませんが、続けていくうちに自然とバランスが整ってきます。
姿勢をキープ!姿勢を維持するストレッチ法
定期的に、筋肉の緊張を和らげて、歪みを整えましょう。
- 胸を張った状態で、腕を後ろに上げる。
- おへそを見るように背中を丸める。
ポイント
息を止めずに、それぞれ20~30秒ずつ行ってください。