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済生会熊本タイムズ

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心原性脳塞栓症の予防治療、WATCHMAN(左心耳閉鎖システム)を用いたカテーテル治療を開始しました。

当院では9月より保険収載されましたWATCHMAN(左心耳閉鎖システム)を用いたカテーテル治療を開始、9月17日(火)に九州で初症例を実施しました。

WATCHMAN(左心耳閉鎖システム)を用いたカテーテル治療とは?

不整脈のなかでも「心房細動(AF)」は近年急増し、高齢化が進む我が国で患者数は2010年の約80万人から、2030年には100万人を突破すると予想されています。

心房細動では、不快な自覚症状の出現や心不全の発症リスクの増加だけでなく、心原性脳塞栓症の発症リスクが5倍に上昇するとの報告があり、血栓の90%は左心耳(LAA)で形成されます。

WATCHMANは、鼠径部の静脈から細い管(カテーテル)を通して心臓に挿入され、左心耳を閉鎖するデバイスです。

WATCHMANによる左心耳閉鎖療法は 、左心耳(LAA)で形成された血栓による塞栓症を予防し、長期間の抗凝固薬の服用ができない心房細動(AF)患者における代替療法となることで、生命を脅かす危険性がある抗凝固療法による出血リスクを低減することを目的としています。

 

詳細は特設サイトをご覧ください。

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