クライオ生検が100症例に
当院では「クライオ生検」という生検法を2018年11月から開始し、2023年2月の症例で累計100症例を迎えました。
肺がんの診断目的で気管支鏡を行う際は、これまでは鉗子(かんし)という道具で病変をつまんで組織を採取する方法しかありませんでした。クライオ生検では凍結させたプローブ先端を病変と接触させ、組織を採取します。良質で大きな組織が採取できますので、診断率の向上が期待できます。
また間質性肺炎の診断においても、これまでは全身麻酔による外科的な肺生検で肺の一部を採取していましたが、一部の患者さんではクライオ生検による診断が可能です。
△クライオ生検のプローブを操る呼吸器内科 神宮医師(写真左)
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