ARDS再生医療治験の結果が Stem Cell Research & Therapy 誌に掲載されました
当院の呼吸器内科を含む全国29施設が参加した、国内初のARDS再生医療治験(One-Bridge study)phase IIの成果が、Stem Cell Research & Therapy誌に掲載されました。
急性呼吸窮迫症候群(ARDS)
ARDSは、単一の疾患ではなく、基礎疾患や外傷等によって好中球等の免疫系が過剰に誘発され、炎症を起こすことにより肺が傷害を受け肺水腫となり、その結果、重度の呼吸不全となる症状の総称です。ARDS診療ガイドラインによると、死亡率は30~58%と予後が非常に悪い病気です。ARDSに対する治療として、集中治療室で人工呼吸器を用いた呼吸管理を中心とする全身管理が行われます。
関連リンク
論文は下記から確認いただけます。
ヘリオス社のホームページより、第63回日本呼吸器学会学術講演会で発表されたONE-BRIDGE試験についてのポスターが閲覧できます。