県内初、頸(くび)の静脈から行う リードレスペースメーカーの植込み手術を実施しました
済生会熊本病院では、心臓の動きを調整する小型の機器
「リードレスペースメーカー(Micra)」を 頸(くび)の静脈から 入れる方法で植え込む手術を開始しました。
この方法での手術は、熊本県内では当院が初めてになります。
今回の「頸静脈アプローチ」とは?
通常、この手術は 足の付け根(大腿静脈) から行われます。今回は、首の静脈(頸静脈) からカテーテル治療を行いました。
頸静脈から行うと、次のような利点があります
- カテーテル操作が安定し、より正確に機器を留置しやすい
- 術後に長時間の安静が必要がありません
- 足の静脈を使わないため、手術後すぐに歩くことができる
リードレスペースメーカーとは?
リードレスペースメーカーは、従来のペースメーカーと違い、体の中にリード(細い電線)を入れない 非常に小さな機器です。
カテーテルという細い管を使って心臓の中に直接留置するため、体への負担が少ないことが特徴です。頸静脈からのアプローチは、患者さんの負担軽減につながる新しい選択肢です。
今後はより幅広い患者さんへの適応を検討していきたいと考えています。