見て触って! 乳がんセルフチェック
ご自宅で自己触診を習慣に
乳がんは自分で発見できる数少ないがんの一つで、診断された人のうち50%以上が 自己触診により発見されています。
セルフチェックの習慣化が、乳がんの早期発見につながります。
あなたの乳房にこんな症状はありませんか?
チェック項目
□ 乳房や脇の下にしこりがないか
□ ひきつれがないか
□ えくぼのようなくぼみがないか
□ 乳房に痛みがないか
□ 乳房が赤く腫れていないか
□ オレンジの皮の凹凸がないか
□ 乳房の変形や左右差がないか
チェックする部位
乳房それぞれの部位を見て触って、全体をくまなくセルフチェックするのが大切です。
チェック時期
月に1度、月経終了後1週間くらいの、乳房の張りや痛みがないときに。
閉経後や生理不順の方は毎月同じ日に決めて習慣にしましょう。
外上部には腋窩(わきの下)も含まれます。
出典:「ピンクリボンと乳がん まなびBOOK」社会保険出版社
まず見る、そして触って、しっかり確認しましょう。
指を揃え、指の腹で軽く押さえるように外側から内側へ動かします。鎖骨の下、脇の下まで広範囲に調べましょう。最後に乳頭をつまみ、分泌液がでないか調べます。
入浴前後に鏡の前で両手を上下し、正面・側面・斜めから観察します。くぼみやひきつれ、皮膚の変色などがないかチェックしましょう。
指を揃えて、指の腹で軽く押さえながら「の」の字を書くように渦巻状に触わり、丁寧に乳房にしこりがないか調べます。石けんやボディソープをつけると滑りが良くなり、調べやすくなります。
30歳を過ぎたら年に1度は乳がん検診を。
乳房に異常を感じたら、 次の検診を待たずに乳腺外来を受診してください。