ゴクゴクおいしいのは、砂糖の“かたまり”かもしれない 甘い飲み物の飲みすぎにご注意を!
のどが渇いたとき、つい手に取りがちな甘いジュースや清涼飲料水。これらに砂糖がたっぷり含まれているのをご存知でしょうか?
普段口にする、甘い飲み物の砂糖の量を知って、飲み方を改めてみましょう。
飲み物にまつわる素朴なギモン
甘い飲み物を飲みすぎると、どうなりますか?
肥満や虫歯の原因になります。また、甘い飲み物に含まれている糖(ブドウ糖や果糖)は、ご飯に含まれる糖(でんぷん)よりも吸収されやすく、飲んですぐに、血糖値を急激に上げてしまいます。習慣的に飲むと、急性の糖尿病を引き起こすこともあります。特に冷たい飲み物は甘さを感じにくく糖の使用量が多いため、気づかないうちにたくさん摂取してしまう場合があります。日常的な水分補給は水やお茶にして、砂糖をとりすぎないように気をつけましょう。
カロリーゼロなら、たくさん飲んでも大丈夫?
カロリーゼロ飲料が甘いのは、人工甘味料が使われているからです。人工甘味料は砂糖に比べ甘みの感じ方が強く、その甘みに慣れてしまうと、より強い甘みを求めるようになるので、頻繁に飲むのは避けましょう。
どのくらい砂糖が入っているか、どうやって確認できますか?
パッケージの「栄養成分表示」をチェック。飲料の場合、「炭水化物量≒糖質量」です。また、100ml あたりや1本あたりなど、商品によって単位が異なりますのでご注意ください。
運動後にはビールで水分補給していいですか?
アルコールは利尿作用が高く、渇いた体への水分補給にはなりません。さらに、筋肉の疲労回復が遅れてしまうので、運動後の飲酒は控えましょう。代替に炭酸水を飲むと、スカッとするのでおすすめです。