手術支援ロボット da Vinci (ダヴィンチ)導入
熊本県および南九州で初めて、最新鋭の内視鏡手術支援ロボット”da Vinci(以下ダヴィンチ)”を導入します。
ダヴィンチはアメリカで開発された内視鏡手術支援ロボット。医師が患部の立体画像を見ながらロボットを遠隔操作して手術を行うという、画期的な手術法です。
国内でも積極的導入が進んでいるダヴィンチについて、ご紹介します。(※治療開始は3月下旬予定)当院では前立腺がんに対する前立腺摘出術を腹腔鏡手術から、ダヴィンチ手術へ移行して行く予定です。
手術支援ロボット da Vinci (ダヴィンチ)導入!
ダヴィンチはアメリカで開発された最新鋭の内視鏡手術支援ロボットです。ロボットといっても、人のような形をしていたり、医師の代わりに手術を自動で行ったりするわけではありません。
手術を行うのはあくまで医師。医師がロボットを遠隔操作して手術を行うのです。ダヴィンチは、全世界で2,300台近く、国内では70以上の医療施設が導入しています。
済生会熊本病院では、2013年1月に、熊本県および南九州で初めてダヴィンチを導入します。
機器の搬入は1月ですが、2ヶ月ほどの準備期間が必要ですので、治療開始は3月下旬を予定しています。
ダヴィンチの機能
鮮明な3D画像
3Dカメラで患者さんの体内を立体的に映し出します。また、ズーム機能が搭載されており、最大約10倍の拡大視野でとらえることが可能です。術者はリアルな立体画像を見ながら手術を行うことができます。
人間の手首以上に自在に動く多関節器具
3本のアームを術者が自由に操作することができます。様々な形状の鉗子は人間の手と同等以上の可動域があります。
手ぶれ補正機能
手先の震えが鉗子の先に伝わらないように手ぶれを補正するフィルター機能が搭載されています。高い集中力を必要とする細かな作業でも、正確に操作をすることができます。
動画提供:東京医科大学病院ロボット手術支援センター
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