生活困窮者支援事業「なでしこプラン」
なでしこプラン
時代や社会の移り変わりに伴い、貧困の姿も変化しています。ホームレス、刑務所出所者、独居高齢者、障がい者、DV(家庭内暴力)被害者、ひとり親家庭、外国人など、法律のみではなかなか救出できない困窮者に対応するため、社会福祉法人恩賜財団済生会では2010年度より「生活困窮者支援事業」を展開しています。済生会の紋章にちなんで「なでしこプラン」と呼んでいます。
当院の取り組み
- 障がい者支援(働く機会の提供)
- 済生会熊本福祉センターを利用する障がい者を対象に、病院内の清掃、レストラン・カフェテリアでの作業等、働く機会を提供しています。
- 生活支援物資の提供
- 当院職員に生活支援物資(食糧、衣類、日用品、家電など)の提供を呼びかけ、NPO法人各団体、更生保護施設、連携医療機関、生活困窮者等へ提供しています。
- 募金活動
- 院内に募金箱を設置し、職員有志などから集めた募金を生活困窮者支援に活用しています。
- 病院周辺施設への車両移動販売
- ローソン済生会みすみ病院店から、周辺地域(松合、大岳、郡浦、戸馳)、学校、施設等で車両移動販売を通して買い物支援を行っています。
- 子ども食堂支援
- 熊本病院周辺校区の社会福祉協議会が主催する子ども食堂へ、熊本病院内レストラン職員が調理、食育等の支援を行っています。
- その他
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- 年に1度「なでしこプラン普及啓発キャンペーン」を開催し、済生会の歴史や役割、当院が取り組んでいる社会福祉事業を、患者さんやご家族、その他来院された方々に広く周知しています。なでしこプランの広報グッズ(絆創膏、除菌ウエットティッシュ、クリアファイル、手ピカジェルなど)やパンフレット等を配布しています。
- 院外の関係機関へ訪問し、なでしこプランの周知を実施しています。