2016/11/15

当院にてJMECC（日本内科学会認定内科救急・ICLS講習会）を開催 研修医6名が受講しました！

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11月3日（木・祝）、当院にて3回目となるJMECCを開催しました。

JMECC（Japanese Medical Emergency Care Course)とは、内科系の医師や研修医を対象とした救急蘇生コースで、日本内科学会認定の内科救急・ICLS講習会です。

急変前の患者さんのファーストタッチから鑑別診断・治療を行いつつ、心肺停止へ移行した際にも対応できるようになることを目標としており、ICLS（二次救命処置）の内容を午前中にギュッと凝縮して行い、午後は様々なシナリオを用いて疾病救急と急変（心停止）への対応を学ぶプログラムとなっています。

　受講後には、日本救急医学会認定ICLSコースと日本内科学会認定JMECCコースの両方の修了認定がもらえます。

　今回は、当院の救急科　福永先生がディレクターを務め、県内外から様々な分野のエキスパートでもあるインストラクター11名をお招きしての開催となりました。受講者は、当院より8名（うち研修医2年目が6名）、公募でエントリーのあった2名を含む10名が受講しました。

　タイトなスケジュールで進行されるため、受講した研修医の中には、少し疲れた表情を見せる先生もいましたが、終了時には自信もつき、とても清々しい表情で会場をあとにしていたのが印象的でした。

今後も、新専門医制度への対応も含め、年に1回は必ず開催していく予定です。
当院では、研修医の先生が、このような講習会や学会・セミナーへ積極的に参加できるための支援を行っております。

～受講した研修医の感想～

・実際にすることと勉強することは全然違うので、とても勉強になった。
・他の人の対応をみることで、自分はこうしよう、こういうことに気を付けようと考えられるのが良かった。
・反復するところや、インストラクターの先生が色々補ってくれるところが良かった。
・今まで急変の現場で手を出せないことが多かったので、今回基本的なことから習うことができてとても良かったです。
ロールプレイをすることで、自分が理解しないといけない点や忘れがちなポイントなどを知ることが出来ました。
・様々な場面に則した評価と初期対応を系統的に学ぶ事ができました。
自分の対応を客観的に評価してアドバイスをもらえたことが良かったと思います。
・実際に遭遇しそうなシチュエーションを想定しながら主体的に取り組めたので良かった。

少人数制でみっちりと指導が行われます。		（午前）まだ余裕の表情を見せる受講生。
（午後）繰り返されるシナリオトレーニングの様子		無事に終わり、受講者・インストラクター全員がホッとした様子