2017/12/26

【研修レポート　第4弾！　～呼吸器外科研修～（研修医1年目　S先生）】

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研修レポート　第4弾！　～呼吸器外科研修～（研修医1年目　S先生）

今回は呼吸器外科の研修について紹介させていただきます。

朝は回診、もしくは呼吸器内科との合同カンファから始まります。

合同カンファでは手術を行うか、化学療法・放射線治療を行うかなど悩ましい症例を腫瘍内科、放射線科の先生も含めて話し合っています。

その後手術に入ります。手術は毎週月曜日以外、ほぼ毎日1～2件の手術が行われています。研修医はほとんどの手術に参加することになりますが、肺の葉切除にも左右、上葉、下葉などで血管、気管支の走行などが異なるので毎回違う手術になります。

また、肺癌以外にも気胸、縦隔腫瘍、膿胸などの手術を多く経験することができます。

術後は胸腔ドレーンが留置されて病棟に帰りますが、どのくらいの陰圧をかけてひくのか、排液の量や性状、エアリークの有無などを観察していく必要があり、胸腔ドレーンの管理を学ぶことができます。

指導医の先生は他科より少ないですが、その分どの先生も手厚く指導してくださいます。

また、呼吸器内科の先生方も合同カンファの際に発表すると様々なアドバイスをしてくださいます。

ほかにも胸部レントゲン、CTの読影や胸腔ドレーン挿入手技などを学びたい方はぜひ呼吸器外科研修を考えてください！

術前カンファの様子