内科

プログラム概要・特徴

• ● 本研修プログラムを構成する病院群はいずれもhigh volume、high quality centerと言える領域を持ち、臨床と指導経験の豊富な指導医の存在する施設で構成されます。3年間のうち、複数の連携施設で計1年間程度研修をおこない、残り約2年間は当院の各内科系診療科で研修を行います。
• ● 当院は救命救急センターを有し、内科系救急疾患を多数経験することで、迅速かつ的確な判断力が養成されます。また、内科系の各診療科が高度専門医療を実施しており、内科専門医取得後の専攻科に悩む人はもちろん、専攻科を決めている人にも有意義な研修が経験できます。
• ● 当院は20年前から医療の質と安全管理の実践、職員教育に病院を挙げて組織的に取り組んで来ており、その結果全国でも少ない国際病院機能評価Joint Commission International（JCI）の認証を受けています。その環境において世界標準で求められる医療プロセスやリスク管理のあり方、多職種の医療チームにおけるコミュニケーション技術とリーダーシップについて学ぶことができます。

コース紹介

当院の専攻医研修は3つのコースから選択できます。症例経験状況によっては、途中でのコース変更も可能です。

■ 基本コース

6年目以降の専攻科を決めていない方、内科系の各診療科をじっくり研修したい方におすすめのコースです。
3年間のうち、複数の連携施設で計1年間程度研修をおこない、残り約2年間は当院の内科系診療科をローテートします（最低3ヵ月）。

■ Subspeciality重点（半年型）コース

専攻科を既に決めている、もしくは途中で専攻科が決定した専攻医向けのコースです。
3年間のうち６ヵ月間を希望する専攻科に所属し、6年目以降に備えてSubspeciality分野を重点的にトレーニングすることができます。

■ Subspeciality重点（１年型）コース

専攻科を既に決めている方向けのコースです。
3年間のうち1年間を希望する専攻科に所属し、6年目以降に備えてSubspeciality分野を重点的にトレーニングすることができます。

済生会熊本病院 内科系診療科

循環器内科（ICU含む）　/　呼吸器内科　/　消化器内科　/　脳神経内科　/腎臓科　/　糖尿病科　/　総合診療科　

連携施設

• ・熊本大学病院（脳神経内科、代謝内科）
• ・熊本赤十字病院
• ・くまもと森都総合病院
• ・熊本南病院
• ・熊本再春医療センター
• ・天草地域医療センター
• ・人吉医療センター
• ・阿蘇医療センター
• ・国保水俣市立総合医療センター
• ・飯塚病院

研修スケジュール例

※ スケジュール内の「内科1～7」は、済生会熊本病院の内科系診療科を指します。
※ 実際の研修スケジュールについては、専攻医の症例経験状況や研修施設･診療科の状況に応じて、専攻医と相談のうえ決定します。

専攻医の募集数

6名

プログラム

済生会熊本病院内科領域専門研修プログラム

救急科

プログラム概要・特徴

• 当院は、熊本市南部に位置している急性期病院であり、熊本市および熊本県南部の救急患者を中心に年間9,000台以上の救急車搬入を含む約20,000人の救急患者受け入れを行っています。
• 主に研修をおこなう救急総合診療センターは、救急外来における初療および重症患者の集中治療を担う一部自己完結型の診療部門です。そのため、研修中は救急外来での診療だけでなく、集中治療を含め主治医として患者を診ることができます。
• 基幹施設における高度急性期医療から連携施設での地域救急まで様々な救急診療を学ぶことができます。また、熊本県外（主に都市部）での連携施設研修があり、都市型救急を学ぶことができます。



連携施設

• ・ 大阪府済生会千里病院（都市型救急）
• ・ 神戸市立医療センター中央市民病院（都市型救急）
• ・ 奈良県総合医療センター（都市型救急）
• ・ 熊本赤十字病院（小児救急）
• ・ 荒尾市民病院（地域救急）
• ・ 聖マリアンナ医科大学病院（都市型救急）
• ・ 前橋赤十字病院（都市型救急）
• ・ 東京ベイ・浦安市川医療センター（都市型救急）

研修スケジュール例



専攻医の募集数

5名

プログラム

済生会熊本病院救急専門医研修プログラム