病理診断科

基本情報
主な業務内容
病理検査室の主な業務は、組織診断・細胞診・病理解剖です。
組織診断
内視鏡などで採取された組織片や手術標本から、ガラス標本を作製します。これを顕微鏡で観察し、疾患の種類や拡がりなどを診断します。腫瘍性病変か非腫瘍性病変か(特に炎症や循環障害)、腫瘍の良性・悪性の鑑別などが分かります。確定診断や治療方針の決定、治療効果の判定に重要な検査です。
細胞診
体からはがれた細胞(尿や喀痰)・採取した細胞(乳腺や甲状腺など)を顕微鏡で観察し、疾患(主に腫瘍)の有無を検査します。
病理解剖
亡くなられた患者さんの病理解剖を行い、死因の究明・生前の臨床診断の適否・合併症の有無・治療効果などを判断し、最終的な病理診断報告書を作成します。
機器一覧 | |
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測定機器 | |
密閉型自動包埋装置 | エクセルシア(Thermo) |
全自動染色・封入搬送システム | ST5020 CV5030(LEICA) |
凍結切片作製装置 | クリオトーム(Thermo) |
有機溶剤蒸留再生装置 | バイオテック リサイクラー(CBG) |
集細胞遠心装置 | サイトスピン4(Thermo) |
ホルマリンガス換気装置 | ラミナーテーブル(興研) |
カセット自動印字装置 | オートライトネクストカセットプリンタ(SAKURA) |
プレパラート自動印字装置 | ファインフロストプリンタミニ(松浪ガラス工業) |