経食道心臓超音波検査
検査情報
心臓超音波検査よりも、詳細な心臓の検査が可能です。
食道(心臓のすぐ背中側)から心臓を調べます。そのため、通常の心臓超音波検査よりも詳細に検査することが可能です。以下のような疾患を調べることができます。
- 心臓内の血栓の有無
- 弁の動きや形態
- 大動脈の大きさや性状 など
検査について
喉の麻酔と静脈注射(※)を行った後、左横向きに寝ていただき、胃カメラ検査のように口から直径約1センチの管(この管の先に超音波発信器がついています)を入れます。患者さんの疾患や状態などで異なりますが、検査にかかる時間は約30分程度です。
(※)この注射によって、眠気を催すことがあります。
ご注意いただきたいこと
- 検査の4時間から5時間前より、絶食になります。薬を飲まれる場合は少量の水で飲んでください。
- 検査後も、喉の麻酔が取れるまで飲食はできません。(1時間程度)
- 検査後、1時間程度は安静を保っていただきます。
- 歯科治療などの際に、痛み止めの注射(局所麻酔)で異常(気分不良・血圧低下など)が現れたことのある方は事前にお申し出ください。