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マンモグラフィー

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検査情報

マンモグラフィ(Mammography)とは

マンモグラフィ(Mammography)とは、乳房のX線撮影のことです。触診ではわかりにくい乳がんにおいて、高い感度で撮影が可能です。乳房は柔らかい組織でできているため、通常の胸部X線写真などに比べ、そのままではきれいに撮影することが困難です。そこで専用装置を使用し、乳房を圧迫して薄くしてから撮影します。薄くすることで乳腺の重なりがなくなり、少ないX線量で撮影することができます。

当院の装置は通常のマンモグラフィとさらに詳しく診ることができる3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)が搭載されています。トモシンセシスはCTなどと同じように複数枚の断面の画像を撮ることができ、より詳しく診ることができます。被ばくは通常のマンモグラフィと変わりません。

マンモグラフィー
33Dマンモグラフィ(トモシンセシス)

検査について

専用の検査着に着替えていただきます。
乳房を検査台の上にのせ圧迫板で押さえて撮影します。片側の乳房を上からと横から各1回、両方で計4回の撮影を行います。写真を確認してより詳しく撮る必要がある場合は、さらに圧迫板の大きさをかえて写真を撮ることもあります。1回の撮影時間は20秒程度で、検査時間は20分程度です。
※女性技師が対応します。

通常マンモグラフィとトモシンセシスの比較画像

ご注意いただきたいこと

  • 力が入っていると乳房をうまく圧迫できません。また痛みも強くなりますので、力を入れずリラックスして検査を受けてください。
  • 眼鏡、ネックレスなど撮影に影響があるものは事前に取り外していただきます。
  • ホルモンの関係で乳腺が張っていると、撮影時の痛みは強くなります。生理開始1週間後から10日後の検査をおすすめします。

下記の方は検査前に申告ください

  • 妊娠の可能性がある
  • 授乳中
  • 心臓ペースメーカーやグルコースモニタリングシステムを装着中
  • V-Pシャント、IVHリザーバー、CVポートを装着中
  • 豊胸手術歴がある

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