がん
疾患情報
がんには多くの種類がありますが、悪性の腫瘍は固形腫瘍と血液腫瘍の2つに大別することができます。
固形腫瘍には、その発生臓器の場所によりさまざまな疾患があります。呼吸器系では肺がん、消化器系では胃がん・大腸がん・すい臓がん、乳腺では乳がん、泌尿器系では膀胱がん・精巣腫瘍などが代表的です。血液腫瘍は造血器から発生するがんで、悪性リンパ腫・骨髄腫・白血病などがあります。
当院では、通院での抗がん剤治療や各種の検査を行っています。厳重な管理が必要な抗がん剤治療や通院が難しい患者さん以外は、原則として外来治療となります。日常生活・仕事を続けながら、がん治療を進めていくことが可能です。
がんの中でも手術で治す病気の場合は、当院の外科センターおよび各センターで検査や手術を行いますが、以下のような患者さんは集学的がん診療センターで化学療法による治療を行なっています。
- 抗がん剤治療で治す病気である場合
- 手術の前後に抗がん剤治療が必要な場合
- がんによる症状を和らげる必要がある場合
集学的がん診療センターでは専門の外来治療室を完備し、専門のスタッフにより運営しています。
外来治療では、通院しながら抗がん剤治療や各種の検査を行なうことによって、日常生活・仕事をこなしながら治療を続けることができます。
そのため、厳重な管理が必要な抗がん剤治療を行なう場合や通院が難しい患者さん以外は、原則的に外来治療を行なっています。
病名
悪性リンパ腫
白血球のひとつであるリンパ球ががん化する悪性腫瘍です。
骨髄腫
骨髄の中にある細胞ががん化する病気です。経過がゆっくりしていることが多いです。
症状など
無症状、リンパ節腫大、発熱、体重減少 / 無症状、倦怠感、骨の痛み、骨折
主な検査
リンパ節生検、CT検査、ガリウムシンチグラフィー、腹部超音波検査、骨髄検査
血液検査、骨髄穿刺(胸骨または腰骨に針を刺し、骨髄液を取る検査)、単純X線撮影
治療方法
抗がん剤、放射線治療、末梢血幹細胞移植
診療科・部門
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