肝臓がん(消化器)
疾患情報
肝臓がんとは肝臓に発生する悪性腫瘍のことで、そのうち90%は原発性(※)の肝細胞がんです。
原因として、B型肝炎ウイルス・C型肝炎ウイルスの慢性肝炎・肝硬変・アルコールのとり過ぎが特に重視されています。
近年では、生活習慣病としての非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)からの発症も増えています。また、他の臓器のがんからの転移性肝臓がんもあります。
※原発性とは、他臓器のがんからの転移ではなく、その臓器から発生したがんのことです。
症状など
初期は無症状。進行すると腹痛、黄疸(眼や皮ふが黄色くなる)など
主な検査
治療方法
経カテーテル肝動脈化学塞栓療法/リザーバー動注化学療法
「経カテーテル肝動脈化学塞栓療法」とは、カテーテルを血管の中へ通して行う治療方法です。腫瘍へ薬剤を注入したり、腫瘍を栄養している血管を詰めて壊死させたりします。
がんが血管内におよんだり多発したりしている場合は、動脈内にカテーテルを埋め込んで頻回に抗がん剤を注入する「リザーバー動注化学療法」も行います。
ラジオ波焼灼療法
AMラジオと同じ周波数の音波を用いた治療方法です。ラジオ波を発する針を刺し、約10分から20分かけて熱を加えることで、腫瘍を固めて死滅させます。当院では患者さんの苦痛を減らすため、外科や臨床工学部門スタッフと協力し全身麻酔下で行っています。
患者さんの症状に応じて、外科的手術(開腹手術や腹腔鏡下手術など)や抗がん剤治療も行います。消化器内科と外科の合同カンファレンスを実施し、必要があれば腫瘍内科や放射線科と連携を取りながら、患者さんに最適な治療方法を決定しています。
診療科・部門
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